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科学・技術

米国勢調査局と「スーパーインテリジェンス」

The U.S. Census Bureau and "Super Intelligence" (simonwillison.net)

20 pointsby torutofu7 コメント

要約

米国勢調査局のビジネス動向調査(BTOS)におけるAI利用に関する質問文が、2025年11月17日に「商品の製造またはサービスの提供におけるAI利用」から「あらゆる事業機能におけるAI利用」へと変更されました。さらに、2026年10月19日からは「スーパーインテリジェンス(SI)」という用語がAIに取って代わり、調査結果に影響を与える可能性が指摘されています。

全文翻訳

米国勢調査局と「スーパーインテリジェンス」

2026年11月2日

本日、Apollo Global Managementが2025年9月に発表した、米国勢調査局のデータに基づいた米企業におけるAI導入率の鈍化を示す可能性があったチャート「AI Adoption Rate Trending Down for Large Companies」を思い出しました。当時、私はそのチャートをGPT-5のデータ分析を実証するために使用し、その後Claudeの新しいコードインタープリターを試すために利用しました。過去1年間に何が変わったかを確認するために、その数値を再度実行してみたところ、米国勢調査局が「スーパーインテリジェンス」と呼ばれる、いわゆる愚かなものに関する大統領令14434の餌食になったことを知りました。

まず、更新されたチャート

米国勢調査局は2週間ごとに「ビジネス動向および見通し調査」(BTOS)と呼ばれる調査を実施しています。毎回、120万社のうち20万社が対象となります。調査対象グループ(「パネル」)は循環するため、個々の企業は12週間に一度しか調査を完了しません。

最新のデータは、隔週木曜日の午前10時に公開されます。

私は最新の数値(2026年10月22日公開)を使用して、過去12か月と、調査局から送信された調査質問への変更を反映した、AI導入チャートの新しいバージョン(GPT-6 Astra Extra High transcript)を作成しました。

[画像: Line chart titled "AI use by U.S. firm size", subtitled "Six-survey trailing average • Share of employer businesses reporting use in the last two weeks" and "Updated with the October 22, 2026 Census release". Seven lines for firm sizes 250+, 100–249, 50–99, 20–49, 10–19, 5–9 and 1–4, on a y-axis from 0% to 45% and an x-axis from Jan 2024 to Oct 2026. Left section, "AI in producing goods or services": all sizes start at 3–5% in late 2023 and climb slowly to 7–13% by September 2025, with 250+ highest. A shaded gap is labeled "Question broadened Nov 2025" and "Series not comparable". Right section, "AI in any business function": all lines restart higher in February 2026 and rise steadily to "250+: 40.7%", "100–249: 33.5%", "50–99: 27.9%", "20–49: 23.8%", "1–4: 23.3%", "10–19: 22.1%", "5–9: 21.1%". Footnotes: "Source: U.S. Census Bureau, Business Trends and Outlook Survey (BTOS). Size groups are numbers of employees." "Method: arithmetic mean of six successive survey estimates, calculated separately for each question wording; no bridging of the break." "Dates use reference-period end, matching the original chart. Latest: Oct 4, 2026 (collected Oct 5–18). First new six-wave average: Jan 25, 2026." "The gap includes the 2025 shutdown and the wait for six observations under the broader question. Survey uncertainty is not displayed."]

比較のために、昨年のAI導入チャート(私のGPT-5バージョン)を以下に示します。[画像: AI adoption rates starting to decline for larger firms. A chart of AI adoption rate by firm size. Includes lines for 250+, 100-249, 50-99, 20-49, 10-19, 5-9 and 1-4 sized organizations. Chart starts in November 2023 with percentages ranging from 3 to 5, then all groups grow through August 2025 albeit with the 250+ group having a higher score than the others. That 250+ group peaks in July 2025 at around 14% and then appears to slope slightly downwards to 12% by August. Some of the other lines also start to tip down, though not as much.]

2025年9月、最大の企業(従業員250人以上)は、「商品の製造またはサービスの提供」におけるAI利用に関する質問に対して、約12%の確率で「はい」と回答しました。

新しい「あらゆる事業機能」という文言の下では、2026年2月までに、同じ大企業が約30%の確率で「はい」と回答し、2026年10月にはそれが約40%に増加しました。

上記のチャートのデータは、「Employment size class」XLSXファイルから取得したものです。このファイルはこちらから入手できます。私が使用したファイルはこちらのコピーです。

調査票の文書はこちらで閲覧できます。私のスナップショットコピーはこちら(346KBのPDF)です。

質問文言の変化

チャートが示すように、調査局が尋ねた質問は2025年11月17日に実質的な変更を受けました。それ以前に尋ねられた質問は次のとおりです(強調は原文ママ)。

ここ2週間で、この事業は「商品の製造またはサービスの提供」に人工知能(AI)を使用しましたか?(AIの例:機械学習、自然言語処理、仮想エージェント、音声認識など)

2025年12月3日、調査局はその質問に重大な変更を加えたと発表しました。置き換えられた質問は次のとおりです。

ここ2週間で、この事業は「あらゆる事業機能」に人工知能(AI)を使用しましたか?(AIの例:機械学習、自然言語処理、仮想エージェント、音声認識など)

「商品の製造またはサービスの提供」はもうなくなり、「あらゆる事業機能」になりました!これは、2025年11月17日以前とそれ以降の回答が直接比較できないことを意味します。

2026年10月19日から、スーパーインテリジェンスについて尋ねています

最新のXLSXファイルで更新された質問文言を探したところ、それが見つかりませんでした。代わりにこれを見つけました。

ここ2週間で、この事業は「スーパーインテリジェンスまたはSI」(以前は人工知能またはAIと呼ばれていました)をあらゆる事業機能に使用しましたか?(SIの使用例:SIを活用したデータ分析、マーケティング、製品設計、コーディングのための生成AI、カスタマーサービスのための仮想SIエージェント、SIを活用した予測または価格設定、品質管理のためのSI駆動型コンピュータビジョンなど)

BTOSの概要ページには、何が起こったかが説明されています。

2026年10月19日の収集開始以降、楽器の文言は大統領令14434により更新されました。

現在の数値は古い人工知能調査の文言を反映しています。スーパーインテリジェンスの文言を反映した最初の調査結果は木曜日に公開される予定です。

これは調査に影響しますか?

ここでの明らかな疑問は、この文言の変更が調査結果に影響を与えるかどうかです。

この調査に回答する企業は、12週間前にまだAIと呼ばれていた質問を見たばかりです。幸いなことに、調査には「以前は人工知能またはAIと呼ばれていました」と親切に説明されているので、新しい言語が彼らを混乱させることはないでしょう。

しかし、「SIを活用したデータ分析、マーケティング、製品設計、コーディングのための生成AI、カスタマーサービスのための仮想SIエージェント」という言葉の不条理には笑わずにはいられません。